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ラス・アル・ハイマ首長国

ダハヤ要塞

ラス・アル・ハイマの港と市街地遠景


ラス・アル・ハイマ首長国は、UAEの最北部に位置し、湾岸では、古くから最も長く繁栄した地域として知られています。他の首長国とは異なり、海、砂漠の他に緑豊かな平原と山岳地帯を擁しているのが、この国の大きな特徴です。

紀元前2000年頃の古代遺跡も数多く残されており、マルコ・ポーロの「東方見聞録」にも、この地の名前が記されています。ポルトガルは、1498年、バスコ・ダ・ガマのインド航路発見の水先案内人で、当地出身のアハマド・イブン・マージドの生地ジョルファ(オマーンとの説もあり)を、16世紀初頭に占拠しましたが、1633年に地元のアラブ人により追放されました。

18世紀後半から19世紀初め、ジョルファの南の現在のラス・アル・ハイマ市に本拠を置く現首長家の先祖のカワーシム水軍がインド洋などで一大勢力となりましたが、イギリス海軍が1809年と1819年に同市を攻撃し、1820年の条約でイギリスと休戦してその保護下に入りました。この後、これらの地域は「休戦海岸」と呼ばれることになりました。

1971年の6首長国による連邦結成には3カ月遅れて加盟しました。

ダウ船の建造や漁業は今でも盛んです。冬は漁業の最盛期、オマーン港の冷たい海流に乗っていろいろな種類の魚がアラビア湾に入ってきます。小魚は乾燥され、肥料としても輸出されています。

山岳地帯では良質の陶土に恵まれ、麓には世界最大級のセラミック工場があります。また、石材も多く産出され、古くは家屋建設に使われましたが、今では、これらを材料にセメント工場が操業を行なっています。この他製薬工場もあります。

山々から染み込んだ地下水も豊富で、平原地帯では、いろいろな種類の野菜や果物が栽培されていますし、UAE最大の山羊の飼育場もあります。1984年には、アブダビ、ドバイ、シャルジャに次いで、小規模ながら海域に油田が発見されています。また、ラス・アル・ハイマ空港近くには、この地域には珍しく、温泉があります。

近年は観光及び住宅建設プロジェクトへの投資も盛んで、デラックスホテルやコンドミニアムなどの建設が進んでおります。


ラス・アル・ハイマ首長国基礎データ

人口 約35万人(2015 Census)
面積 1,684km2
首長 シェイク・サウード・ビン・サクル・アル・カーシミー

ラス・アル・ハイマ政府行政機構

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