アジュマン首長国
アジュマン博物館Trabantos/Shutterstock.com
アジュマン市街地風景Kiev.Victor/Shutterstock.com
アジュマン首長国は、UAE7カ国の中では、面積が最も小さいのですが、狭い割には人口が多く、人口密度は最も高くなっています。
この国には、南東部オマーン国境近くと、東部フジャイラ首長国に囲まれた地域の2カ所に飛び地を有しています。
この国の人達は、古くから漁業と真珠の採取を生業としてきました。しかし、国の経済の大きな柱であった真珠採取業は、アブダビの場合と同様、1920年代に日本の養殖真珠の発展により、大打撃をこうむりました。しかし、その後も漁業とダウ船の造船業は途絶えることなく、日本と協力して建設された造船所もあります。
また、アジュマン港に繋がれたダウ船や、砂浜に無造作に置かれた針金製の魚網(ガルグール)は、古き時代の湾岸風景をほうふつとさせてくれます。
アジュマン首長国基礎データ
人口 | 約50万人(2017 Census) |
面積 | 259km2 |
首長 | シェイク・フマイド・ビン・ラーシド・アル・ヌアイミー |
アジュマン政府行政機構